■EDってなに?
ED(Erectile Dysfunction)とは、勃起障害または勃起不全のことで、男性なら多くの人に起こり得る病気です。専門的には「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」と定義されています。
性行為をするときに必要十分な陰茎の勃起が得ることができず、満足な性交が行えない状態をいい、性欲があるのに勃起しないという症状です。身体的ストレスや精神的ストレス、年齢的なことが要因で障害が起こる方がほとんどです。障害が起こった多くの方は、その症状の要因を精神的な一時的なもの、自分だけに起きている人に相談できない欠陥と自己判断してしまいがちです。知っていただきたいことは、EDはひとつの病気であって、恥ずかしいものではないということです。
EDについては、性教育の進んだ欧米においても、長い間偏見がありました。たとえば、従来使われていた言い方に「インポテンス」がありますが、性的不能と訳されるこの言葉は、人として本来備わっている能力が失われていることを意味し、こうした悩みを持つ患者さんへの思いやりに欠ける言葉でした。欧米では、最近、EDという表現が定着しつつあります。勃起機能の低下という疾患を表す英語 Erectile
Dysfunctionの頭文字をとって、「ED」と表記します。
最近、日本で行われたEDについての疫学調査の結果によると、日本でも現在、40〜70歳の男性の半数以上が何らかの原因でEDになっていると考えられています。EDはなかなか口に出すのが恥ずかしいということで、その実体を把握するのが難しいのですが、日本でEDに悩む人は、1000万人とも言われています。
男性の勃起不全の治療は古来よりいろいろ行なわれてきましたが、1980年フランスのViragがパパベリンを用い1985年には血管拡張剤であるプロスタグランディンE1と既に日本に於いて認可を得ているいくつかの薬剤を混合し治療する方法を海外の国々で試行錯誤の上、薬剤の調合を考案してきました。1998年アメリカで内服薬バイアグラが、男性勃起不全に効果(74〜78%)があるとして人気を得ております。日本に於ても製造、販売の認可がいち早くおりました。しかし、心臓病、糖尿病、肝腎障害などの基礎疾患のある方、高齢者、副作用が心配の方、効果がみられない方等もおり、バイアグラも完全なものではありません。
■ED自己診断テスト
●EDのスクリーニングや治療の効果判定に使われているIIEFです。(IIEFとは、International
Index of Erectile Function「国際勃起機能スコア」の略)
●この自己診断票(IIEF5)は、ED(Erectile Dysfunction:勃起機能の低下)の診断の際に、補助資料としてもご利用いただけるものです。
●この自己診断票の合計点数が21点以下の方は、EDが疑われるとされています。
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